俺がブログを書くのだな~2006年10月21日 20:49

わが子がブログを書いていた。 家電好きでそこそこパソコンも使うしインターネットだってもう10年近くは 利用しているのに、なぜいままでHPも立ちあげず、ブログも書かなかった のか。 要するに発信する事が何にもなかったのだ。

別に今回特別な事件がおきたわけではない。

何度か経験している「転職」をまた経験しただけである。

今回、その体験談とともに自分が経験してきた「転職」や「サラリーマン」に ついて愚痴ともサラリーマンの悲哀とも取れる独り言を少しだけ書きたくなった。

ブログがどんな方法で読まれていくのかなどは子供に聞きながら、共感してくれるにだけ読んでもらえればと心細くはじめるのである。

転職気分2006年10月22日 22:05

会社員なら一度ぐらいは「こんな会社辞めてやる」って思ったことがあるだろうと思う。 自分が寝坊して、上司に怒られそうだからなんていう類のものから、社内の利権争いの真っ只中で悩んだなどきっかけは様々だろうが。 私の場合は上司や会社への不満が蓄積されて我慢という器から零れ落ちたのがきっかけですね。 これ以上は単なる愚痴になってしまいますし、会社の愚痴は内容のわかってくれる同僚にこぼすのが一番ですから別の機会に。 でも今回は何度かの転職歴と年齢も考えるとかなり厳しいものになるのは必至。しかし私の不満はそんな不安も吹き飛ばしてしまうほど強いパワーを持っていたのでした。 次は実際の転職活動報告に進んでいきます。

思い立ったら その一2006年10月23日 22:03

転職を思い立ってまずすること。

ええい、思い切って辞めるということを形にして自分を鼓舞するのだ!と辞表を書き、日付だけ入れずに常に内ポケットに入れて持ち歩く。

仲のいい同僚から順に自分の意思を伝え、決意を強くするとともに必ず辞める方向に自分を追い込んでいく。

ハローワークに登録に行く。

等々人それぞれでしょう。私はこのどれも経験したことがあります。

今回は年齢(40代前半)もあり勢いだけで辞めるわけにもいかず、かといってじっくり独立できる資格を取ってから…などというほど気持ちの余裕もなかったので、地味ではあるがまずは新聞の折り込み広告の求人チェック。 無料配布されている求人情報誌のチェック。ハローワークに登録し、インターネットで閲覧できる求人情報のチェックからはじめました。

結論から言えばこれ以外に方法は(あまり)無いのが現状でしょう。 実際、今私が再就職できたのもこれをひたすら繰り返し、ある日ハローワークのインターネット情報で見つけた求人に「これだ!」と即行動したのが勝因でしたから。これも毎日必ずネットをチェックしていたおかげだと思います。 年齢も経験もハンデがあるならなおさら自分でできる事は毎日やらないと。 といっても難しいことではない。チラシやネットをチェックするだけ。 これだけでもせっかくのチャンスを逃さない可能性はアップするのだから。 絶対にやらなくちゃ損。

もちろん自分に確固たるスキルがある場合は別ですが、それ以外の場合はいかに自分に合う求人が出てきたかをいち早く知り、それに俊敏に対応するしかないのです。

次回は求人の年齢の解釈です。

求人年齢の解釈2006年10月24日 22:46

あなたが41歳だとしたら、求人対象の年齢に「40歳位まで」と記載されていたら応募しますか?

私なら迷わず応募します。

以前勤めていたときに、人事部門も担当したことがあったのですが、求人のときの年齢って厳密な場合とそうでない場合があり後者のほうが多い印象を受けました。私の場合は営業の求人のケースを言っていますが。

コンピューターの開発のように若く柔軟な考え方を必要としている部署や、体力的な問題が大きい業務、こんな場合は経験が無いと難しいですけどね。

それと上司との年齢差ですね。35歳の課長が45歳の新人が来ても「使いにくい」と考えてしまうのはしょうがないことです。

求人が27歳までなんて中途半端な年齢の場合は何らかのはっきりした理由がある可能性がありますね。それと30歳まで、30歳未満、なんていう表現の場合も何かしらの意図を感じます。でも、ものはためしですし、強い意思のもとで応募するのなら熱意が伝わる可能性は大きいです。 私が探していたときも40歳の壁はかなり厚く、本当に年齢に問題なく応募できたのはほんの数回でしたよ。

具体的には自分なりの判断でチャレンジしました。以下実際の例です。

「40歳位まで」→確認もせずに応募しました。(ただ、履歴書には 年齢を感じさせない行動力があり…等のアピールは必ず入れました)

「40歳未満」→求人担当の方に電話して○○歳ですが、是非応募したいのですが…と、強烈アピール。これだけでも履歴書が手元に渡ったときに「あの人か」という印象になると前向きに考えました。

「35歳位まで」→さすがに確認もしましたが電話で断られることもありました。でも、とりあえず履歴書だけは送ってみてくださいという返事はあります。なんとなく気恥ずかしいと思ったって、どうせ電話ならほんの1分ぐらいの出来事です。気後れせずチャレンジすることをお勧めします。断られるのがつらいのはありますが、電話で断られれば履歴書の写真代だって助かるしと、とにかく前向きに考えましょう。

教訓:年齢はあくまで目安ととらえ、だめかどうかは担当者判断まで持ち込む!

次回は求人内容の把握を。

求人内容の把握2006年10月25日 22:18

求人内容というとたいていは「企画営業」とか「生産管理業務」などとかなり大雑把。生産のみの工場の求人だったり、営業活動のみの会社ならおおよその業務内容も想像できるが、どの部署もきちんと人員がいる会社になると自分の望む仕事かどうかの見極めが難しい。

「増員」なんていうだけの求人だと、営業が希望だが実際は生産部門の必要性が高く、入社できたとしても希望業務に就ける可能性が低い、となるとはたして応募するべきかどうか迷いますよね。

一番の解決法は直接人事(求人)担当者に聞くことではありますが、担当者も応募前の一人の質問にどこまで時間をさいてくれるかは疑問でもあります。とはいえ自分の一生のことですから、知りたいことを要領よくまとめ、電話でもてきぱきと聞きだせる努力はしてもいいでしょう。こちらの質問が失礼な内容だったり時間をとりすぎてだらだら粘ったりは禁物ですが、正当な行動に対してあまりにもいい加減な対応をとるようだったらそこで見切ってもしょうがないでしょうね。

次に自分でできることはできるだけ多くの情報を得ること。ハローワークの担当者も親切な人が多く、あまり頻繁に求人が出るような企業に関してはこちらの聞きたい情報を教えてもらえる場合もあります(もちろん業務の範囲内で)。また、HPがあれば当然全て確認しますし、2ちゃんねるの掲示板の書き込みなんかも参考にしました。悪意のある書き込みもありますが、あまりにも悪口の多い会社はそれなりに問題ありと見るのが私の見解ですね。

私は営業だったので、気になる会社はとにかく最低でも会社の外観は見に行きました。業務時間内であれば出入りする社員の態度や雰囲気もつかめますし、駐車している車で社員の感じもつかめます。あくまでも私の主観ですけど。実際に営業業務として訪問したことも何度もあります。受付や社員の態度、社内の様子、雰囲気で感じる内容はほぼ正確だといってもいいですね。

実際にあった(いた)様子です:(あくまでもいいとか悪いじゃなくて自分が働いていける環境かどうかを私自身が判断したものです) ●受付の女性がド金髪でピアス5、6個、椅子からも立ち上がらずに首を傾けながら話を聞く(応募は見送りました) ●家族が多くはたらいているのか、買い物袋や個人の持ち物が散乱、犬も事務所内を歩き回っている(応募は見送りました) ●事務所内で社員が会社の電話で私用と思われる長電話。机にマンガ本がのったまま(応募は見送りました) ●会社の駐車場に改造車多数。入り口の前で社員がずっと携帯で立ち話(応募は見送りました) ●電話の質問に対し「とにかく応募してみて」だけの回答(応募は見送りました)

次も客観的な会社の様子