職歴 その12006年11月12日 00:24

前後しましたが、履歴書で一番大事な職歴の欄に入ります。

転職歴の多い中年の体験談、及びアドバイスになればと 思って書いていますので、転職歴の無い人や特定のスキルで ヘッドハンティングをされているような人にはあまり参考には ならないでしょう。

職歴において大事なことは、その職歴がいかに自分が応募している会社に おいて役立つかの表現だということに尽きると思います。

技術職の求人に対し、営業の経験しかない人間がその職歴のみを並べたて、 興味があるのでがんばります!ではどうですか?あなたが経営者や人事担当者 であったら「やってくれるかも?」と考えますか? 少しでもそう考えてもらうためには、自分の職歴を最大限、企業のメリットとして 感じてもらう必要があります。 上記の単純な例で言えば、「技術の考え方の中に私が長年培ってきた営業の視点、つまり ユーザーの求める視点からの考え方が加わればより魅力的な製品開発の手助けになると 考えています」とするだけで、違った業務の経験がメリットに変わってくるではありませんか。

職歴をごまかすのではなく、自分の力を最大限にアピールし、 その企業の力となる方法を考えるのです。

よく履歴書のたとえ話をラブレターに置き換えた話を目にしますが、 本心から相手に認めてもらうためには目に見える自分の外観など ではなく、心からの思いを書くはずです。 職歴のみの記載は、私は身長が○○で…出身は○○で…、程度のものです。 それに肉付けをする事で自分の内面を相手に伝えなくてはなりません。 だとしたら、その内容はできるだけ相手の欲しているものに近くなくては いけないのです。 嘘を書かずにでもメリットとして書く。これが真髄です。 身長が低い人ならまだ成長期だと書くこともできますし、現在食事に気をつけて カルシウムをたくさん摂取する生活をしているとすれば前向きさが伝わります。

次回は具体例を中心に。